【雑記ブログ】

日々学んだことを書き記しています。

衆院選、年代別の投票率をみてました。

 

過去の衆議院議員選挙、年代別の投票率を比べると、数値が階段上に綺麗に揃っているのに感心してしまいました。

 

これは総務省が調査した前回(第48回)衆議院議員選挙の投票率で、年齢別(5歳刻み)で統計を取ったものです。

 

全体の投票率は、53.68% でした。

 

まず、18~19歳が 41.51%。随分低いように思えますが、次の20~24歳は 30.69% とさらにガクンと下がります。その理由として言われてのは、18~19歳(高3)のときは学校で先生から投票に行くよう強く薦められるので行くが、20歳になるとそういう大人もいなくなるからだとか。ということは、元からあまり関心がないということになるでしょうか。

 

そこから、74歳まで年齢と投票率が比例して上がっていきます。その上がり方を棒線グラフで見ると、綺麗な形で上がっているんです。みんなで示し合わせたんじゃないかというくらい、年齢が上がると投票率も同じように上がっていきます。どこかの年代だけが突出してるとかありません。

 

日本の人口ピラミッドより綺麗です。日本のつぼ型人口ピラミッドは、団塊の世代とその子世代のところが少し飛び出てたり、反対に終戦前後やひのえうまの出生減のところがへこんでいたりします。それよりもっと揃った形をしています。

 

20~24歳で最低の 30.69% を記録してから、20代では 30%台のまま、30代に入ってようやく4割、40代で5割に到達し、50代で6割を突破、60代では7割とこれはもう示し合わせてるとしか思えないくらい綺麗な上がり方!

 

70~74歳の 74.15% をピークに徐々に下がり始め、80代を越すとガクンと下がりなんと 46.83%、これまた面白い現象ですね。

 

若者と高齢者で投票率が違うとは知っていましたが、倍以上の差が出ているとはびっくりでした。これじゃ、若者にお金がいくわけないでしょうね。まあ、自分から放棄しているとも言えますが。。

 

 

2021年10月31日日曜 午後7時50分