「よい聴き手」になりたい <問題>
「メンタルヘルスマネジメント検定」という心の健康管理に関する資格があります。
過去の試験問題より、「よい聴き手」について述べられているところがあり、興味深かったので書き留めておくことにしました。
「よい聴き手」とは、どんな人のことを言うのでしょう。
ある事例をもとに説明されてます。
<問題>
職場の同僚Aさんから「仕事について悩んでいる」という相談を受けたとき、どのように応えるのが良いでしょうか。
我々がやりそうな対応が4パターン並べられています。それぞれの接し方は適切でしょうか、不適切でしょうか?
〔パターン1〕
Aさんは、疲れているように見えました。なので、話を聞くよりも、まずは休養をとることを勧めました。
〔パターン2〕
Aさんよりも、もっと深刻な状況にある別の同僚を知ってました。その人がどんなに頑張っているかを話してAさんを励ましました。
〔パターン3〕
Aさんの悩みは、実際のところ大したことではありませんでした。なので、あまり気にしないようにと言って安心させるようにしました。
〔パターン4〕
Aさんの話を聞いたところ、ちょっと考え方が甘いなあと感じてしまいました。でも、Aさんのつらい気持ちを理解するように努めました。
さあ、どうでしょう?
それぞれの対応は適切でしょうか。不適切なら、どの部分が良くないのでしょうか。
(続く)
2021年11月5日金曜 午後6時半