11/7~21は【立冬】です ②
2021年11月7日~21日は、二十四節気でいう【立冬】です。
●立冬に行われる行事やイベント
9日は、〔酉の市〕でした。都内あちこちの神社では久々に見るお祭り風景でした。新宿の花園神社、今年は人も店もちょっと少なかった気がします。目黒の大鳥神社は、思ったより賑わったかなといった印象でした。次は21日だったかな。
子どもの健やかな成長を祝う〔七五三〕は11月15日。長く伸びる千歳飴を食べて、子どもの末永い幸せを願います。またダジャレか。
あとは、お天気ニュースで〔木枯らし1号〕が発表される時期でもあります。上空が西高東低の冬型の気圧配置になり、それによって吹く、強くて冷たい北風のことです。
●立冬に食べるもの
収穫の秋で、旬のものがたくさん集まります。秋刀魚と書くさんま、それから鮭、果物では梨やりんご、そして柿。野菜では、さつまいもと銀杏はまさに秋の風景、その他にもゴボウ、ゆず、カボチャ、大根に白菜、ネギなど。
と、これだけの食材が揃えば、〔鍋〕ですね!!
11月7日は「いいなべ」で鍋の日だって??なべの「な」しか、かかってないじゃないか。それだったら「いい納豆」でも「いい茄子」でもいいわけで、なんて強引な記念日なんでしょう。
11月は〔新そば〕の時期とは、今まで気づきませんでした。夏に撒いたそばの種が、秋に収穫され、香りや風味が強いらしいです。なんか食べてみたくなってきました。どこのお店がオススメか知っている方いらっしゃいますか?
立冬は〔ココアの日〕とか言っている人もいるようですよ。誰が言い出したことやら。
まだ暖かいけど暦の上では冬。先に立冬は「冬の始まり」と言いましたが、「冬の気配」といった方が正確かもしれません。
季節の変わり目で身体を壊しやすいので、身体を温める食事を心がけ、身体も早めの冬支度をしておきたいですね。
2021年11月12日金曜 午後4時半
11/7~21は【立冬】です ①
2021年11月7日~21日は、二十四節気でいう【立冬】です。
1年を4つの季節に分けたものが四季。四季をそれぞれ6つに分けたものが二十四節気となります。
4×6=24。
立冬は、一言で言うと、
〔冬の始まり〕です。
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也 (『暦便覧』太玄斎)
【立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒】と、6区分の最初にきているので冬の始まり。
二十四節気をさらに3つずつに分けたのが 七十二候(しちじゅうにこう)です。24×3=72 。
立冬に含まれる3期間は、
11月7日~【山茶始開】 つばきはじめてひらく
11月12日~【地始凍】ちはじめてこおる
11月17日~【金盞香】きんせんかさく
です。
東京では、まだ紅葉が始まったばかり。神宮外苑のいちょう並木が真っ黄色になるのはまだまだ先です。
ちょっと、肌寒くなってきて日が暮れてからはコートなどがないとちょっと心細いかなといった感じですが、日中などはまだまだ薄着で歩いている元気な人もいます。最高気温が20℃に到達したりしなかったりというくらい。
2021年11月11日木曜 午前9時半
「よい聴き手」になりたい 〔パターン4〕
職場の同僚Aさんから「仕事について悩んでいる」という相談を受けたとき、どのように応えるのが良いでしょうか。いよいよ最後のパターンです。
〔パターン4〕
Aさんの話を聞いたところ、ちょっと考え方が甘いなあと感じてしまいました。でも、Aさんのつらい気持ちを理解するように努めました。
先のパターン2や3と似ているところは、相談の内容を聴きながら心の中では「この人、ちょっと甘いなあ」と否定的に感じているところです。
ただ今回は、そこで何か意見やアドバイスをするのではなく、ただじっと黙って聴いているだけです。「理解するよう努める」だけで、これといってアクションを起こしていないようですが、これで良いのでしょうか。
(解答)
適切である。よい聴き手の条件として、無条件の肯定的関心を示すことがあげられている。Aさんの仕事に対する認識の甘さについて気になったとしても、相手の気持ちは批判せずに無条件に受け入れることが必要である。
なるほど。今、「傾聴」という言葉が私の頭の中に浮かびました。相手の気持ちを決して批判せず、無条件に受け入れる「無条件の肯定的感心」。こんな良いフレーズがあったのかあ、と大変心に響きました。
(終わり)
2021年11月7日日曜 午前9時半
「よい聴き手」になりたい〔パターン3〕
職場の同僚Aさんから仕事の悩みを相談されたときの対応が適切かどうかの問題です。それでは次のパターンをみてみましょう。
〔パターン3〕
Aさんの悩みは、実際のところ大したことではありませんでした。なので、あまり気にしないようにと言って安心させるようにしました。
確かに、一見冷たそうな対応ではあるものの、敢えてこういう対応をした方が良いときもあるかもしれません。本人が考えているほど深刻ではないのに、必要以上に思い詰めているときがあるので。ただ、人の悩みってほとんどそうなのかもしれませんが。
でも、これはなんか違うかなあと思いました。まあ、試験問題ということもあり、これはバツかなあ、と。では、正解はどうなっているでしょうか。
(解答)
誤り。ストレスは人によって感じ方が違うものである。問題の大きさを評価するよりも、Aさんの気持ちを聴くことが必要である。
やはりそうでしたか。「大したことない」という表現に、なんか主観的な印象を受け、ちょっと嫌な感じがしました。
他人から見て「大したことない」ことでも本人にとっては「大したこと」だったりするので。大したことないかどうかは本人が決めることであって、他人が決めることではないと思います。
それでは最後のパターンにいきます。
(つづく)
2021年11月6日土曜 午後11時11分
「よい聴き手」になりたい 〔パターン2〕
職場からの同僚Aさんから仕事の悩みを打ち明けられたときの対応。その対応が適切がどうか。「メンタルヘルス・マネジメント検定」試験問題を参考にしています。
〔パターン2〕
Aさんよりも、もっと深刻な状況にある別の同僚を知ってました。その人がどんなに頑張っているかを話してAさんを励ましました。
そうそう、これ効果ありますよね。だって、自分が悩んでいることよりもっと酷い話なんか聞くと「な~んだ、その人に比べれば自分の悩みなんて大したことないじゃん」って、急に気持ちが軽くなったりします。だから正解は、、
(解答)
誤り。他の人との比較で励ますよりも、Aさんの気持ちに共感することが必要である。
げ!マジで。やっちゃいけないの!?
私はちょっと時間をかけて、このことについて考えてみました。なんでいけないんだろう。。
なるほど。この方法って、自分自身でやる分には効果があるんです。自分が落ち込んでいるとき、さらに不幸な人の話を読んだり聞いたりして、気持ちが軽くなったことって皆さんもあるでしょう?だから、これは効果ありとして他人に対してもやっちゃうんですね。
でも、これって結局相手に考えを強要しているのかもしれません。「君の悩みなんて大したことないって」と言っているのと同じなんではないでしょうか。これでは、相手からしたらせっかく悩みを打ち明けたのに、軽く扱われたと感じてしまうのではないでしょうか。
そんなことを考えていたら、自分も身近な人から同じことやられていたことを思い出しました。私が悩みを打ち明けたとき、「いやいや、もっと凄いのおれは知っているよ」みたいな。そう言われて、そのときの私は喜んだでしょうか。気持ちが楽になったでしょうか。
否!不快感しかありませんでしたよ。
そして、自分も過去に同じことをやっていたことを思い出しました。相手の話を一応最後まで聴くんです。でも相談者が話し終わるや否や、「でもね、こんな話(=もっと不幸な話)があってね、、」なんてことをやってたました。
相手が悩みに打ちひしがれ、自分の前に弱く従順な状態でいることをいいことに、私は乱暴なことをしていました。
ああ、恥ずかしい。なんてみっともないことを。そして相手にはなんて可哀そうなことを。
2021年11月6日土曜 午前0時半
「よい聴き手」になりたい 〔パターン1〕
「メンタルヘルス・マネジメント検定」の過去問を参考にしております。
同僚Aさんから仕事での悩みを相談されたときの適切な対応。まずは一つ目のパターン。
〔パターン1〕
Aさんは、疲れているように見えました。なので、話を聞くよりも、まずは休養をとることを勧めました。
「うん、そうなんだ。とにかく休んだら~?」といった感じでしょうか。良さそうな気がしますが。だって、疲れている状態では思考力が低下しているから、先ずは休むことを勧めるのは悪いことではないでしょう。正解は、、
(解答)
誤り。まずはAさんの話をよく聴き、その後にアドバイスをすることが望ましい。
あ、そっかあ、そうですよね。まずは相手の話をよく聴いてあげるのが大事なんですよね。話を聴いてもらいたいのに「休んだら~?」では、相手をガッカリさせてしまうかも。これって、Aさんに優しそうな言葉がけをしているようで、相手からしたら冷たくあしらわれた印象を受けてしまうかもしれません。でも、なんかやってしまいそうです。気をつけないと。
これを言うとしたら、しっかり相手の話を最後まで聴いてからのが良いのではないでしょうか。全部話の内容を聴いてあげて、それで別れ際かなんかに「でもさあ、Aさん疲れているんだよ~」と添えてあげる分には悪い気はしないのですがどうでしょう。その悩みの原因は「疲れ」にあって本人の資質や人間性などとは関係ないよ、という気持ちで。
では次へ。
(つづく)
2021年11月6日土曜 午前6時半
「よい聴き手」になりたい <問題>
「メンタルヘルスマネジメント検定」という心の健康管理に関する資格があります。
過去の試験問題より、「よい聴き手」について述べられているところがあり、興味深かったので書き留めておくことにしました。
「よい聴き手」とは、どんな人のことを言うのでしょう。
ある事例をもとに説明されてます。
<問題>
職場の同僚Aさんから「仕事について悩んでいる」という相談を受けたとき、どのように応えるのが良いでしょうか。
我々がやりそうな対応が4パターン並べられています。それぞれの接し方は適切でしょうか、不適切でしょうか?
〔パターン1〕
Aさんは、疲れているように見えました。なので、話を聞くよりも、まずは休養をとることを勧めました。
〔パターン2〕
Aさんよりも、もっと深刻な状況にある別の同僚を知ってました。その人がどんなに頑張っているかを話してAさんを励ましました。
〔パターン3〕
Aさんの悩みは、実際のところ大したことではありませんでした。なので、あまり気にしないようにと言って安心させるようにしました。
〔パターン4〕
Aさんの話を聞いたところ、ちょっと考え方が甘いなあと感じてしまいました。でも、Aさんのつらい気持ちを理解するように努めました。
さあ、どうでしょう?
それぞれの対応は適切でしょうか。不適切なら、どの部分が良くないのでしょうか。
(続く)
2021年11月5日金曜 午後6時半
衆院選、年代別の投票率をみてました。
過去の衆議院議員選挙、年代別の投票率を比べると、数値が階段上に綺麗に揃っているのに感心してしまいました。
これは総務省が調査した前回(第48回)衆議院議員選挙の投票率で、年齢別(5歳刻み)で統計を取ったものです。
全体の投票率は、53.68% でした。
まず、18~19歳が 41.51%。随分低いように思えますが、次の20~24歳は 30.69% とさらにガクンと下がります。その理由として言われてのは、18~19歳(高3)のときは学校で先生から投票に行くよう強く薦められるので行くが、20歳になるとそういう大人もいなくなるからだとか。ということは、元からあまり関心がないということになるでしょうか。
そこから、74歳まで年齢と投票率が比例して上がっていきます。その上がり方を棒線グラフで見ると、綺麗な形で上がっているんです。みんなで示し合わせたんじゃないかというくらい、年齢が上がると投票率も同じように上がっていきます。どこかの年代だけが突出してるとかありません。
日本の人口ピラミッドより綺麗です。日本のつぼ型人口ピラミッドは、団塊の世代とその子世代のところが少し飛び出てたり、反対に終戦前後やひのえうまの出生減のところがへこんでいたりします。それよりもっと揃った形をしています。
20~24歳で最低の 30.69% を記録してから、20代では 30%台のまま、30代に入ってようやく4割、40代で5割に到達し、50代で6割を突破、60代では7割とこれはもう示し合わせてるとしか思えないくらい綺麗な上がり方!
70~74歳の 74.15% をピークに徐々に下がり始め、80代を越すとガクンと下がりなんと 46.83%、これまた面白い現象ですね。
若者と高齢者で投票率が違うとは知っていましたが、倍以上の差が出ているとはびっくりでした。これじゃ、若者にお金がいくわけないでしょうね。まあ、自分から放棄しているとも言えますが。。
2021年10月31日日曜 午後7時50分
衆院選、投票率データを整理してみました。
戦後から前回までの衆議院議員選挙の投票率を並べてみました。先の記事と照らし合わせていただければと思います。
1946 (S21) 72.08%
1947 (S22) 67.95%
1949 (S24) 74.04%
1952 (S27) 76.43%
1953 (S28) 74.22%
1955 (S30) 75.84%
1958 (S33) 76.99%
1960 (S35) 73.51%
1963 (S38) 71.14%
1967 (S42) 73.99%
1969 (S44) 68.51%
1972 (S47) 71.76%
1976 (S51) 73.45%
1979 (S54) 68.01%
1980 (S55) 74.57%
1983 (S58) 67.94%
1986 (S61) 71.40%
1990 (H02) 73.31%
1993 (H05) 67.26%
1996 (H08) 59.65%
2000 (H12) 62.49%
2003 (H15) 59.86%
2005 (H17) 67.51%
2009 (H21) 69.28%
2012 (H24) 59.32%
2014 (H26) 52.66%
2017 (H29) 53.68%
2021年10月30日土曜 午前6時半
衆院選、過去の投票率の推移 ~後編~
さてさて、戦後最低59%台の投票率を2回記録したものの、その後急激に高くなります。
2005年(平成17)になんと 67.51% と一気に8%近く回復、続く2009年(平成21)は 69.28% とさらに上がりました。ここら辺の熱狂ぶりは覚えています。でも話し出したら長くなってしまうので、分析は後にして引き続き数字を追っていきたいと思います。
とはいっても、戦後~1993年までの期間(投票率7割以上の期間)でいえば、最低ランクの投票率になります。
そして2012年(平成24)、投票率 59.32% と再び6割を切ります。しかも前回から10%もダウン。これもニュースでは大きく取り上げられたんでしょうね、私はよく覚えていませんが。それからは、ずっと6割を切る低投票率が続きます。
次の2014年(平成26)についに 52.66% と過去最低を記録、続く前回2017年(平成29)が 53.68% とほぼ横這い、これは前編でも述べた通りです。
さあ、今回はどのくらいを記録するでしょうか。個人的には選挙結果以上に楽しみです。
2021年10月29日金曜 午後6時