衆院選、過去の投票率の推移 ~前編~
衆議院議員選挙が近づいて参りました。10月31日(日)執行。なので、期日前投票ですでに済ませている方も多いかと思われます。
低投票率のお話。
投票率が年々下がっていると言われますが、戦後(1946年)からどのくらい下がっているのか、改めて数字を見てみたくなりました。数字を比べてみようと思います。
投票率の過去最高は 76.99% 、これは1958年(昭和33)のこと。
それに対し、
投票率の過去最低は 52.66% 、こちらは2014年(平成26年)です。
前回の衆院選は2017年(平成29年)で 53.68% 、前々回より少し上がっているとはいえ、戦後2番目に最低だったんですね~
全体的な推移を見てみると、
戦後最初の衆院選1946年(昭和21)に 72.08% を記録してから、しばらくは70%台を維持、高いときは73~75%、低いときでも67~68%台でした。
それが、1993年(平成5)の 67.26% を最期に、次の1996年(平成8)に59.65% と、初めて60%を下回ったんですね。この大きな落ち込みは当時のニュースで結構大きく取り上げられたのではないでしょうか。この地点では「戦後最低」ですからね。どなたか記憶に残っている方いらっしゃいますか?
ただ、次の2000年(平成12)に 62.49% と少し取り戻すものの、その次の2003年(平成15)には 59.86% と再び6割を切ってしまったんですね。ここでも「戦後2番目に最低」という風に報道されてたんでしょうね。
<続く>
2021年10月29日金曜 午後5時半