レインコートの見直し ~1~
昨日は朝から雨でした。冬の訪れを思わせる冷た~い雨でした。ちょっと寒かったです。
レインコートを着ながら自転車に乗っていて、改めて思うとこがありました。
今のレインコートは、数十年前に比べ間違いなく質が良くなっています。使っている素材も、それからデザインも。
ところが最近、ある種の「頼りなさ」を感じています。それは水が染みてきちゃう、ということです。ただし、それは使う頻度によりますが。
ちょこっと外出するくらいなら問題ありません。寧ろ快適です。デザインも随分改良され、いかにもレインコート!という感じがなくなりました。なので、外出の途中で晴れてしまっても、そのまま普通の上着として着続けてもおかしくありません。
しかし、そんなファッション性の高いレインコートほど長時間の降雨に耐えられません。
長時間自転車を走らせたり、登山など5時間6時間と降雨の中で歩き続けたりすると、もはや水をはじかなくなり、じっとりと濡れてなんか普通の洋服と変わらない感じになってしまいます。
これって、、、。
着心地、ファッション性、機能性等、、いろいろ良くなった反面、レインコートの本来の機能である防水性が弱くなってしまいました。
理由は分かっていて、透湿性を高めてきたことと関係するのです。つまり汗を外に逃がす機能ということです。
2021年10月18日月曜 午後18時